 |
普段の生活の中で出来る、
スキンケア&皮膚症状のコントロール |
●入浴
高温多湿とか、汗をかいたときに、特に激しいかゆみに襲われます。大量
に汗をかいたときは、ぬるま湯のシャワーでさっと汗を流しておきましょう。
ただシャワーはあくまで汗をかいたときのなどの急場用であって、日常的には入浴した方がいいです。
入浴は、身体の垢を落とすことにより、皮膚が清潔に保たれることも、皮膚炎には良い結果
をもたらします。雑菌の繁殖しやすい皮膚環境を作らないようにしましょう。掻き壊した傷口にしみる!ということで、避けたくなることもありますが、適度な頻度で入浴は必要です。その場合は、シャワーは刺激が強いので、直接当てないようにしましょう。お風呂はぬ
るま湯に15分程度つかるようにして下さい。お湯につかることで、皮膚に水分を充分に浸透させる感じで、やわらげることが大切です。
おすすめは“反復入浴”です。いきなりお風呂に飛び込むのではなく、まず十分お湯を身体にかけ、3分ほどしてから湯船に入り、次にちょっと休んで今度は15分ほどかけてたっぷりと入浴し、さらに小休止を入れて、3分入浴という方法です。温度は39〜41度くらいです。この反復入浴は、ぬ
るま湯という点で皮膚にもよく、また、二度目の本格的入浴・15分により、身体の汚れを落とすとき、ごしごしこすらなくても落ちます。汚れが皮膚から浮き気味になり、さっと撫でただけで落ちるので、ぜひおすすめです。反復を含めての15分入浴では、湯冷めもせず5〜6時間持つことも分かっています。
(これは余談ですが、15分以上かけてのぬるま湯入浴は、皮膚ガンを抑制するということも明らかになっています。これは、ぬ
るま湯での15分以上入浴は、ガンを抑制するP53なる遺伝子産物が24時間も産出されることによるものです。)
●洗髪
人一倍敏感になっている皮膚は、洗顔や洗髪にも気を付けて下さい。
まず、純石鹸の成分の高いものを選ぶようにしましょう。これは、洗顔だけでなく、洗髪にも同じです。
「シャンプー」と呼ばれているものは通常、合成界面活性剤を基材とする「洗剤」です。頭皮の表層は、角化層(角質層と顆粒層といい)タンパク質を固めたものといってよく、特に顆粒層はバリアゾーンとなって保護しています。シャンプーは、合成界面
活性剤であるために、このバリアゾーンの脂をすべて洗い流してしまい、さらにはタンパク質をも強く溶解して、細胞自体にも毒性を与えてしまうのです。
頭皮も皮膚ですから、アトピー症状にはよくありません。
また、もし、シャンプーの化学成分が皮膚細胞に入ると、表皮をいたずらに刺激して悪化させることになります。皮膚が悪化すると、身体だけでなく、頭皮にも湿疹が及ぶことも珍しくありません。
実際、石鹸シャンプ−へ変えることにより、アトピー症状が消失してしまうケースも結構あるのです。シャンプーの種類を切り替えるだけで良いのです。
洗顔は、顔に症状が出ている場合は、少しぬるま湯にして優しく洗うようにすることです。ごしごし洗うと刺激になり、かゆみを増すことになってしまいます。
●保湿剤・軟膏
軟膏は、基本的に皮膚の保湿をするという意味で、非常に重要です。塗り方の基本は、まず擦り込まないことが大切です。感想状態が続く場合もありますが、入浴後、皮膚が乾ききらないうちに、擦り込まないようにしながら、軟膏を皮膚に載せるような感じで塗ることが大切です。引っ掻いてジュクジュクしたり、滲出液が出やすいときは、ガーゼで押さえることも大切です。
アトピー対策における軟膏には、ATPリピッドゲルが有効です。アトピー症状に対し、有効率85.5%というスグレモノです。
|
 |
|