一般的に売られているシャンプーは、合成界面
活性材が元になる洗剤です。脂質を 洗浄し、タンパク質を溶解するという性質があります。ですからシャンプーで汚れも
落ちますが、同時に髪と頭皮の細胞も破壊します。殆どの人が、既にシャンプーとい
う洗剤で、髪や頭皮を傷めてしまっているのではないでしょうか。
初めて石けんで洗髪した場合、何だか洗い難いと感じるかも知れません。洗剤系の
シャンプーに入っている、合成界面活性剤の成分はとても強力なので、毛小皮、いわ
ゆるキューティクルを引き剥がし、髄質を露出させてしまっています。当然、髪は凸
凹していますから、そこに石けん成分が「引っかかる」ことになります。だから洗い難いと感じてしまうわけです。
逆に頭皮や髪が正常な状態であれば、石けんで洗っても「引っかからない」ので、
洗い難さはありません。また石けんの洗浄力は、洗剤系のシャンプーと比べるとマイ
ルド、つまり穏やかなものです。大切なことは、頭皮や髪を正常な状態に戻すことで
す。このことを十分に心掛けて下さい。
洗い流す回数も問題です。普通のシャンプーの場合、回数は1〜2回が通
常のよう です。5回6回と繰り返す人はいないでしょう。シャンプー業界は今日までの40年
間、1〜2回洗い流せばよいと指導して来ましたが、それはシャンプーの毒性を隠す
ための「言い訳」でもあるようです。「洗い過ぎないように」という言葉は格好がよ
いのですが、実際は毒性があるから、何度も使ってはいけないというのが「実態」の
ようです。
男性の場合、通常の長さの髪なら固形石けんで洗髪したら、4〜5回洗わなければ
汚れは落ちません。2〜3回程度では洗ったときには汚れが落ちたような気はして
も、頭皮から浮いた垢が残ってしまい、乾燥するとフケが出てきます。
女性は男性に比べて髪が長いので、5〜6回洗わなければなりません。でも固形石
けんでの洗髪に慣れれば、4〜5回で済ますことも可能です。この時、頭皮を掻いてみて、フケが出るようなら洗髪の不足です。さらにもう一度
洗えばフケは完全に止まるでしょう。
さらにもう一点、大切なことは、「熱めのお湯」を使うことです。熱めと言っても
極端な熱さではなく、通常より熱めということです。理由は、熱めの方が石けんの効
きが良くなるからです。アトピー疾患の場合、早期回復を図るには、まず古い皮膚を
洗い落とすことが大切です。その意味で熱めに、ということになるのです。
またキューティクルには石けんカスが残りやすいものです。石けんカスが残ったま
まだと髪同士がくっつきやすく、クシやブラシの通りも悪くなります。髪はバサバサ
しますから、「気持ち悪い」という感じになります。ですからたっぷりのお湯で、完
璧に洗い流すことが大切です。 何だかシャンプーの方が便利そうでもシャンプーは合成界面
活性剤入りの洗剤ですから、髪と頭皮を傷めてしまいます。やはりこまめな石けん洗髪がベストです。大切
な自分の髪なのですから、手抜きは禁物です。
さあ、あなたも今日から石けんシャンプーで髪を洗いましょう!
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| ●ここで言う石けん洗髪は、固形の純石けんを使用した場合を想定しています。
同じ石けん成分の液体やジェルタイプのものは、天然成分ながら、使いやすく改良されています。固形石けんでの洗髪よりは、洗う回数は少なくて済みます。 |
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